50代が「アンチエイジング」と聞くとたいてい肌のコンディションを思い浮かべると思いますが、この記事で紹介するのは口元のはなしです。

とくに笑った時に印象に残る「歯」はお手いれをしているかどうかがハッキリ現れます。

歯の白さは見た目年齢にも関係してきます。

イギリスで歯科医が2,000人の男女を対象に調査を行ったところ、白い歯は実年齢よりも5~10歳も若くみられることが分かったそうです。さらに白い歯は若くみられるだけでなく、魅力を20%も増やすとの結果がでています。

余談ですが、調査に参加した男性の1/3は、白い歯は地位と金銭的成功にも影響すると信じていることもわかりました。

このように歯を白くするのはポジティブでしかありません。

ここでは自宅でできる歯を白くするお手いれグッズを紹介しています。毎日の歯磨きタイムに取り入れてみてはいかがでしょう。

歯の黄ばみを除去したり、汚れが付くのを防ぐアイテムを紹介します。

1.電動歯ブラシ

電動歯ブラシは家電だけあって値段は数万円するものまでありますが、歯医者さんもおすすめするようにメリットが大きいです。

たとえば、手でみがくよりも10倍くらいの汚れが落とせる、表面の黄ばみ対策にもなる、歯茎にやさしいなどです。

歯をきれいにしたいばかりに、歯磨き粉をいっぱいつけてゴシゴシ横にみがくのは大切なエナメル質まで落とすもとに。

エナメル質がはがれてしまうと、冷たいものや熱いものが染みる原因となり本末転倒です。汚れを落とすのにちょうどいい磨き方をできる電動歯ブラシは、美への投資としてはありなのではないでしょうか。

ここ数年では、電動歯ブラシとスマホをリンクするものまで出てきています。

たとえば「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」です。

Bluetoothを使って、電動歯ブラシ本体とスマートフォンがつながり、専用アプリでみがけている部分、みがけていない部分が表示されたりするんです!テクノロジーもここまでくるとはびっくりですね。

ブラシの動かし方までチェックできる、近未来?電動歯ブラシです。

2.電動ステインリムーバー

電動ステインリムーバーは電動歯ブラシも兼ねていますが、茶渋やヤニをこそげおとすためのアタッチメントやペースト、ジェルが付いています。

たとえば「パナソニック ステインクリーナー 」は歯の着色汚れを反転式駆動でしっかり除去する電動歯ブラシ。

ステイン除去と表面仕上げの2ステップでガッツリお手入れできるアイテムです。部位にあわせて使えるクリーニングアタッチメントが細かいところもピカピカに。

3.デンタルリンス

口臭や虫歯予防のデンタルリンスの中には着色汚れを除去する、と謳っているものもあります。

「Ora2(オーラツー)」の「ステインクリア」は、息をキレイにしながらステイン(着色汚れ)を浮かせて落とし、白い歯へみちびくというデンタルリンス。

ステインコントロール成分(溶解剤)が茶シブやヤニの黄ばみを溶かし、さらに歯につきにくくします。

こちらは歯みがきの前に口にふくみ、20秒ほどクチュクチュしてから歯みがきをします。紅茶やウーロン茶、コーヒーなど着色しやすいものを飲み食いした後にもクチュクチュするといいです。

4.歯磨き粉

毎日つかう歯磨き粉をすこしグレードアップさせるだけでも日々のステインケアに役立ちます。

たとえばライオンの「ブリリアントモア(DENT.Brilliant more)」は、”毎日使える美白歯磨剤(ステイン除去)”。

ねだんはスーパーなどで売られている安価な歯磨き粉の4倍近いですが、Amazonでは66%もの人が5つ星をつけている高評価の歯磨き粉です。

歯の表面からステインを浮き上がらせるステイン除去成分 「ピロリン酸ナトリウム」が配合されていて、浮き上がったステインを歯磨剤と合わせてブラッシングですっきりオフ。

「歯の黄ばみで歯医者さんに相談したところ、こちらをすすめられました。使ってみたらみるみる白くキレイになり、歯の汚れを取ってもらう回数が減りました。」と利用者も大満足の歯磨き粉です。

5.歯の消しゴム

その名の通り、歯の汚れを消すものです。

たくさんの種類がありますが、高評価なのはエビスの「ステインイレイサー スリム」。


ドイツ製のシリコンポリッシャーをつかった製品で、歯についた着色や汚れを落とすためのペンタイプのステインイレイサーです。

ハブラシでは取れないコーヒー、紅茶、赤ワイン等の歯の表面に着いたしつこい着色を落とし、歯の本来の白さを取りもどすというもの。

「毎日コーヒーをたくさん飲むので着色が気になっていました。この商品を試してみたらものの 数秒できれいになりました。」

「もともと黄色い歯は白くならないと思いますが、茶渋には効きます!」「本当に買って良かったです。」

とかなりの高評価。お茶好きさんは一本持っておくといいかも。

6.ホワイトニングパウダー(粉歯磨き)

ねり歯磨き粉には研磨剤が配合されていて歯の汚れを落としますが、こちらはそのまま粉!粉を歯ブラシにつけて汚れを落とすというダイレクトな除去アイテムです。

Amazonでレビューがいいのは「Dr.Fresh(ドクターフレッシュ) ホワイトニングパウダー」。


天然の青森産ホタテから取れるアパタイトやサンゴの粉末を40%も配合した粉歯磨きです。

アパタイトとは歯の構成成分。70%はアパタイトです。なので粉と歯がおなじアパタイトだから歯のエナメル質に近く、歯への相性がいいんですね。

そしてDr.Freshのサンゴのアパタイトは 特許成分の天然コーラルアパタイト。

粉末だから粒子がこまかく、歯のスキ間にキッチリ入りこみ、パウダーで磨くことで黄ジミ・口臭予防・歯垢除去をします。

7.ホワイトニングシール

ホームホワイトニングの中でもシールは簡単で手っ取り早いアイテム。
「Nicori(ニコリ) DEゲルストリップス Double Elastic Gel Strips 」は、たった30分間歯に貼り付けて、あとは30分経ったらブラッシングするだけの超簡単ケアアイテム。自然活性炭成分を利用し、過酸化水素はつかっていないやさしめな成分です。

レビューを読むとたしかに白くなった気がするとありますが、持続性はなく効果は数時間しか持たない、とか。

お出かけのときの緊急処置にはいいかも。

アマゾンがおすすめする商品に与えられるAmazon’s Choiceに選ばれました。

8.ホワイトニング液

歯磨き粉とは別につかうのが「ホワイトニング液」。研磨剤がはいっておらず、歯の汚れを浮かしてはがし落とす成分で白い歯を目ざします。

チュラコスの「薬用ちゅらトゥースホワイトニング」もそのひとつ。

アミノ酸高分子色「PAA(ポリアスパラギン酸)」で汚れを取り、汚れを防ぐ「リンゴ酸」や歯と歯茎を健康にする「ビタミンC」で歯をツルツルできれいな歯にみちびきます。

さらに厚生労働省も認定の医薬部外品で、歯ぐきの腫れや歯肉炎を予防する「アラントイン」、口の中の雑菌を減らし、口臭予防効果のある成分まで入っています。
ねだんは¥6000円台と高いですが、もし本当に効果があるなら使ってみる価値はありますね。

まとめ:年齢をかさねると歯は黄色くなりやすい

歯の黄ばみは、タバコやワイン、コーヒー、お茶などの飲みものや食べものからの色が付いてしまったものです。

それに加え歳をとると、歯の中心部の「象牙質」が透けて見えて葉が黄色く見えてきます。これは年とともにとエナメル質がすり減って、黄味がかった象牙質の色が目立つようになってくるのですね。

ざんねんなことに、中の象牙質が見えるのを防ぐことはできません。(歯のマニキュアなら一時的には白くできます)

ですのでアラフィフともなるとどうしても歯が黄色く見えてしまうのですね。

そんな中、だれよりも歯の表面を白くするお手入れがんばれば、同年代の中では若々しく見えるはず!

自分に合った50代の歯のアンチエイジングをつづけて、いつまでも清潔感のある歯をキープしましょう。