いよいよ平成が終わり、新しい令和の幕開けとなる5月が近づいてきました。

5月からは、肌を出すことも増え、夏に向けてのケアが重要になってくる季節でもありますね。せっかくですから、これまでと違う新しいスタイルの美容に挑戦してみませんか?

本記事では、キレイの断捨離、すっきりシンプルな「やめる美容」で、大人の魅力をアップする考え方をご紹介します。

やめる=手抜きではありません。あえてシンプルにすることで、本質的な美をゲットしましょう!

50代の美容は引き算9割、足し算1割

あなたは、スキンケアやメイクに、どのくらい手をかけていますか?

化粧水、乳液、ミルクにオイル、ベースにコンシーラーにファンデーション・・・。肌に浸透させる○○や、肌のくすみをカバーする○○など、顔をキャンバス地のようにして、いろいろな「良いもの」を塗り込んでいないでしょうか。

でも、せっかく手間やお金をかけてやっていることが、かえって肌に負担をかけて逆効果だとしたら、どうでしょうか。

あたり前の話ですが、顔の肌は、体の他の部分と同じ皮膚でできています。外からのさまざまな有害物質が体に入らないよう、皮膚の表面には、保護するバリア機能があります

肌に良かれと思ってつけているものが、実は皮膚の表面にあるバリア機能をかえって損なってしまう場合があるのです。

50代は究極の「引き算スキンケア」で、肌のバリア機能を強くする

若いうちは新陳代謝が高いため、皮膚のローテーションもすばやく行われます。いわゆるターン・オーバーと言われるサイクルです。

若いころは4週間くらいで細胞が入れ替わっていきますが、40~50代だと6~8週間くらいと、ゆっくりしてきます。この間に老廃物などがたまっていくと、しみやくすみが増えたりします。

しっかりターン・オーバーさせていくためには、表面にたまった古い角質をしっかり取り除くスキンケアが重要になります。

洗顔石鹸+肌の上で泡立てる洗顔で美白ケア

洗顔の中で「やめる」ポイントは、界面活性剤の多い洗顔料です。界面活性剤は、水と油をなじませることによって角質のタンパク質を溶かすように落としていく重要な成分なのですが、あまり量が多いと、必要以上に皮膚を傷つけることがあります。

洗顔のポイントは、洗顔フォームより純石鹸に近い固形石鹸を使うことと、柔らかいブラシを使って泡立てること、泡は手の上でなく顔の肌の上で泡立てることです。

実は、界面活性剤は、水と油がなじんで泡立ってくるプロセスの中でいちばん力を発揮するため、肌の上で泡立つほうが効果的なのです。

固形石鹸をブラシでくるっとひとなでして石けん分をとり、できるだけ肌に圧力をかけないようにくるくるとやさしく泡立てながら洗顔してみてください。角質がきれいにとれて毛穴の中まできれいになり、いつもよりさっぱりとした顔になることを実感できますよ。

浸透させるスキンケア製品は肌のバリア機能を弱くする

洗顔の後のスキンケア商品の中には、いろいろと「良いもの」を肌の奥深くまで浸透させていくと説明しているものがあります。

外部から皮膚の細胞に浸透させていくということは、肌のバリア機能をこじ開けて割り込ませるということになります。

ですから、皮膚の表面にいろいろと塗って、肌の奥深くに浸透させるという行為は、ある意味で肌のメカニズムにそぐわないかもしれないということを頭においておきましょう。

つけたすのは、良質の水とオイルだけ!シンプルケアが肌を中から強くする

肌のバリア機能を守るため、「引き算9割」のシンプルスキンケアをおすすめしていますが、残りの「足し算1割」は何かというと、肌の細胞をつくっている基本の成分「水と油」を足してあげることになります。

肌は自分自身で細胞を修復していく機能をもっています。その力を引き出すお手伝いとして、油分と水分を補っていってあげるのです。

洗顔後すぐ、まだ肌が濡れているあいだに、オイルを肌になじませていきます。その後、良質の水を、アトマイザーのようなものでまんべんなく吹き付け、しっかりと顔につけてあげましょう。

添加物は、食品だけでなく化粧品でも、少なければ少ないほど、肌にはよいのです。

50代の美容はベースもメイクもポイント絞って、大人の個性を漂わせる

メイク方法でも、「9対1」の関係が重要です。ベーシック9割、トレンド1割のイメージで、シンプルな中にも魅力を際立たせるメイクを目指してみてください。

ベースを全面に塗る厚化粧をやめ、影の演出で立体的な顔にする

ベースを整えるときも、顔全面にファンデーションを塗るのはNG。年齢を重ねると、自然と肌がくすんでくるため、フェイスラインはもともとシャドーが入ったような状態になっています。それをわざわざファンデーションで面塗りすると平面的になりますし、そこからシャドーを入れていくと、どうしても厚化粧の印象になってしまいます。

メイクは、ポイントを絞って立体的にしていきましょう。目の下の、ほお骨の高いところ(大きめのサングラスの下が触れるあたり)に、明るめの色を乗せてハイライトをはっきりさせてから、ファンデーションをなじませてみてください。耳下からあごにかけてのフェイスラインは、肌の色を自然に活かして影をつくり、立体的にしてみましょう。

しみが目立つところは、ファンデーションの後、コンシーラーをピンポイントで乗せて指でポンポンとなじませる程度にし、不自然に白くしないようにするのが、年齢を重ねた顔の魅力を自然に引き出せます。

マルチスティックを使った1色メイクで「あか抜けメイク」を手に入れる

目元やほお、リップの色味も、シンプルな1色に統一するのが、上品なメイクのポイントです。

色の統一には、アイメイクにもチークやリップとしても使えるマルチスティックが便利です。

日本人の肌色になじみやすいのは、コーラルカラーといわれています。ピンクとオレンジの中間くらいの色味で、健康的な明るさをナチュラルに、また上品に表現できます。

化粧品の消費期限は練り物2年、粉物3年。厳選したお気に入り化粧品だけに絞る

メイク技術も大切ですが、化粧品の管理もシンプルにしていきましょう。あれもこれも揃えても、使い切れないほどの化粧品を持ち歩くのは上品ではありませんしね。

化粧品の消費の目安は、「練り物2年、粉物3年」と言われています。いつも使うものだけを厳選して上質なものを揃え、短いサイクルで使い切っていきましょう。

気に入ったものだけを毎日手に触れているのはとても心地よいことですし、品質がよいため、肌にもやさしくて、一石二鳥です。

希望と幸せをふりまくシンプルスタイルで、落ち着いた大人の魅力を輝かせよう

50代という落ち着いた年齢になったら、顔のつくりや体型で勝負するのはナンセンスです。経験を積んだ大人ならではの魅力を輝かせるために、「継ぎ足し」「塗り足し」ケアとさよならしましょう。表面を飾るより、内面を輝かせることが、いちばん大切です。

自分の癖を知り、シンプルな毎日を送る「デトックスライフ」で、心の余裕をつくることをおすすめします。例えば、次のようなところに気をつけながら毎日を過ごしてみてください。きっと、表情や態度が生き生きとしてきて、とても魅力ある大人の女性になっていきます。

  • 良質な睡眠をとる
  • お風呂や洗顔でさっぱりする時間をつくる
  • 腸内環境を良くする食事を取り入れる
  • スマホなどからの情報を意識的に遮断する
  • なにかひとつ、新しいことに挑戦してみる

まとめ

年齢を重ねることで、表情や言葉づかい、姿勢や立ち居振る舞いなどの深みが増し、あなたを立体的にしていきます。

よく笑い、目を輝かせて毎日を楽しむ気持ち、これがあなたを最高に美しくする究極の化粧品なのです。

元号も変わる新しい節目に、肌も心もシンプルにして輝きを増やし、魅力ある大人の女性になっていきましょう!