50代になると、ほとんどの女性は白髪にお悩みなことが増えてくるのかなと思います。

黒髪の中に真っ白な白髪の分量が増えてくると、やはり、年齢より老けて見られてしまいますよね。白髪染めをしても、肌に合わない場合もあります。

50代の女性にとって、鏡を見て特に気になるのはやはり白髪ケアかもしれませんね。いろいろな白髪染めが市販もされていますが、自分の肌の状態をしっかりチェックして選ばないと、頭皮を痛めてしまうので注意しましょう。

白髪染めを選ぶときの注意点をまとめてみました。

年齢とともに敏感になる地肌

50代は閉経に伴う更年期障害が出てきます。女性ホルモンの減少とともに、お肌の潤いも少なくなり、肌が乾燥してきたりとか、お肌の変化も現れてきます。40代のころと同じようなケアをしていくと、肌に合わない状況にもなってくることもあります。

頭の地肌も影響を受けるようになってきます。

白髪染めの成分ジアミンに気を付けましょう

特にアレルギー体質の方は要注意です。今までアレルギー体質だと感じてなかった人でも、年齢による体の変化から、アレルギー症状を起こす場合もあります。

今まで、問題なく使用していたヘアカラーの染料も急に合わなくなったりすることもあります。

しっかり染まるヘアカラーには、ジアミンという化学成分が入っています。 このジアミンがアレルギー体質の方のお肌に悪さをするようです。

ヘアカラーの染料を使用して、地肌がじくじく、ひりひりとする感覚があったら、肌に合わないという身体からのシグナルですから、使用を中止しましょう。年齢とともに敏感になりつつあるお肌の声をしっかり聴いていきましょう。

アレルギー体質の人は、今までのさまざまなアレルギーを起こす化学物質の蓄積により、 上限に達した時にひどい症状を起こす場合がありますから、注意しましょう。 ジアミンアレルギーの人は、ひどいかゆみを伴ったり、または、使用して1週間後くらいから、肌が化膿してくる場合もあります。

自分の体質と合うかどうか不安な方は、必ず、パッチテストをしてから、ヘアカラーを使用するようにしましょう。 美容院でヘアカラーをしてもらう場合は、できるだけ地肌につけないように、気を付けて処方してくれますが、それでも、症状が出る場合もあります。

白髪染めのアレルギーは美容師に相談しましょう

地肌が弱いとか、アレルギー体質だというかたは、美容師さんに相談すると、危なくないように対応してくれます。

またヘナというジアミンが入っていない植物由来の染料もあります。

他には、最近出てきた、アロマカラーという染料もあります。

アロマカラーは、主に漢方薬の材料と、染まりを良くするためのわずかのジアミンでできています。

やはり、ジアミンに不安がある方は、パッチテストが必要ですが、 ほとんどの方は、肌への刺激もなく、しっかりと白髪を染めることができますので、 最近、特に、お肌が弱くなっている50代の女性に人気はヘアカラーとなっています。

自然素材のヘアカラーの注意点

ジアミンが入っていない自然素材でできているという白髪染めもいろいろ市販されています。

昆布など海藻を素材とした白髪染や、色が定着しやすいという植物から抽出された原料を組み合わせたものなどがあります。

この場合、注意しなければいけないのが、そのような昆布や植物にアレルギーがないかということです。 ずっと同じものを使い続けることで、身体に入り込み、アレルギーを起こすということもあるようですから、原料に使われているものを確認して、アレルギーを持っていないかどうかも確認する必要があります。

心配な方は、クリニックの耳鼻科やアレルギー科でも、どのようなものにアレルギーを持っているかを血液検査で調べることができますから、調べてみるのもおすすめです。

アレルギーの出方も、かゆみや湿疹から、ひどい方は、アナフラキシーショックが起こる方もおりますから、自分の体質を良く知っておくことも大切ですね。

ゆっくり染める地肌に優しいヘアマニキュア

白髪染めをしている方は、2~3か月ごとに美容院で染めて、美容院へ行く間は、自分で自宅で染めているいう方も多いですね。

自宅で染める場合は、市販のヘアカラーを使う時は、ジアミンなどの化学成分を良くチェックしたり、注意書きをしっかり読んで使用しましょう。

パッチテストは必ずやってから、使用するようにしましょう。

地肌に不安がある場合は、白髪の染まり方はゆっくりですが、お肌にやさしいヘアマニキュアのヘアカラーや、使用するごとにゆっくり髪の表面に色を付けていく、シャンプーやリンスも市販されていますから、そのようなものを使用していくといいでしょう。

ヘアマニキュアの類は、地肌には優しいのですが、シャンプーごとに色が落ちやすいという欠点があります。ただ、最近では、そのような染料に対しても、落ちにくくするヘアカラー用のシャンプーやリンス、コンディショナーなどが、市販されていますから、そのようなものをケアに使うと、色を保ちやすいです。

自分の地肌に合った白髪染めを選んでヘアケアしましょう!

白髪染めに関しては、新しい技術も開発されてきたりしているので、疑問があったり、悩んでいることがあったら、信頼がおける美容師さんに相談すると、自分の肌に合った商品を紹介してくれますから、相談してみるといいですね。

白髪のままでいるグレイヘアにするという方も最近増えているようです。

自分をどのように見せるか、50代からいろいろ考えるところですが、髪の色ひとつで、若さをアピールできる部分もあります。

まとめ

グレイヘアにしても、髪のつやを保ったりとやはりヘアケアは欠かせません。 特にグレイヘアの場合は、髪がパサつきやすくなりますので、髪のつやを保つオイルなどが必要となります。美容院に相談したりして、きれいに見せるための工夫をしていきましょう。

どちらにしても、自分にストレスがない方法で、ヘアケアに努めていきたいですね。