海外旅行先として人気の台湾。台北周辺だとお値段もお安いツアーがかなりありますね!
点心や烏龍茶を楽しんだり、故宮博物院で清朝の時代の栄華の宝物に目をみはったり、50代女性には特に行きやすく人気な台湾。リピーターも多いですね。
せっかくの旅行ですから、楽しく過ごしたいですし、天気もいいほうがうれしいですよね!そんな時に悩むのが、いつ旅行に行くかということ。
「台湾は亜熱帯で暑いみたいだから、旅行は冬がいいかな」と考えている方もいると思います。
悩めるあなたのために、台湾の季節についてや旅行のベストシーズンをお伝えします。
このページにはこんなことが書いてあります
台湾旅行のベストシーズンは短い春と秋!
台湾のベストシーズンは、ずばり3~5月・10~11月です。
台湾は南の高雄は熱帯、北の台北は亜熱帯と、北回帰線を挟んで気温の差があります。基本的には暑い時期が長い台湾ですが、この時期は比較的気温も落ち着いていて過ごしやすい日が続きます。
5月頃からは夏に向けてだんだんと暑くなってきますが、ピーク(7~8月)に比べたらそこまでではないので、旅行も楽しめるでしょう。
夏によく来る台風も、10月頃にはほとんど来なくなっているので、「飛行機がキャンセルになるかも」という不安も解消できるはずですよ。
ただ、自然のことなのでなんとも言えませんが、10月頃は雨続きの時期があることもあります。折り畳み傘は携帯しておいたほうが安心ですね。
台湾の6~9月は暑い&台風のリスクが……でも果物がおいしい!
日本よりも暑い時期が長い台湾は、6~9月頃は台湾のどの地域でも、30度を超える暑い日が続くことがあります。最低気温も20度以上となることがほとんどです。6月は日本同様梅雨で雨続きのことも。雨季だと、特に観光名所のキュウフンは、狭い階段を上り下りしなければいけないので、歩くのも大変です。
また、その時期は台湾に向かってくる台風が増える頃でもあります。
台湾は大きい台風が来ると会社や学校が休みになることもあるんです!休みになっても、実際の被害は大したことなかった……ということもあるのですが、雨や風が強い中で観光するのはできれば避けたいですよね。
自然災害なのでどうすることもできませんが、台風が心配な方はこの時期は避けたほうがいいかもしれません。
でも夏のこの時期は、ライチやパイナップル、マンゴーなど、おいしい南国の果物が味わえる時期でもあるんです。
特に日本ではあまりお目にかかれない生のジューシーなライチは、毎年6~7月頃の短い間しか食べられません!
「暑くても台風が来てもいい!」という方は、おいしい果物がいただける夏もおすすめですよ。
冬の台湾(北部)は意外と寒い!
台湾というと南国のイメージをお持ちの方も多いかと思います。でも、12~1月は台湾(北部)は意外と寒くなります。東京の冬と同じくらいの気温になることもあります。
お天気の変化も大きく、青空が出たと思えば、曇ってすぐ雨が降ってきたりと、折り畳み傘が欠かせません。
日本の冬は乾燥して晴天が続くことが多いですが、台湾北部は雨続きでとにかく湿度が高くジメジメ……。湿度が高いと体感温度が下がるそうで、雨が降っている時は特に寒く感じられます。
気温は最低でも10度前後くらいまでしか下がりませんが、体感温度が下がるので実際は5~6度程度と感じられるでしょう。ただ冬でも天気がいい日は30度近くまで気温が上がることもあります。
こうなると服装に悩みますが、携帯しやすい薄手のダウンを用意しておくと便利です!
冬に台湾に行くときは、行く都市によっても違いますが、台北(台湾北部)から高雄(台湾南部)まで行くときは、気温差が10度ほどになることがあります。玉ねぎを剥くように、衣類を脱いでいけるような重ね着が必須です。高雄では2月末でも30度以上になることもありますから、調整できるように衣類の組み合わせを考えていきましょう。
まとめ
できればベストシーズンに行けたらいいですが、仕事の都合などで「ベストシーズンの頃は休みが取れなくて……」という方もいると思います。
夏や冬の情報も参考に、旅行の時期を決めてくださいね。ネットで検索すると、出かける時期の台湾の各都市の気温の情報もわかりますから、こまめに情報収集をして、持っていく衣類を決めましょう。
楽しい台湾旅行を過ごしてくださいね!