青森県立美術館は、青森市にある山内丸山遺跡の隣にあり、建物もユニークな建築構造となっています。公立美術館の中では、群を抜いて多い来場者数を誇っています。

シャガールの他に、青森出身の奈良美智さんの作品が多数常設展示されています。

青森県立美術館の見どころについてチェックしましょう。

青森県立美術館の人気の秘密

青森県立美術館は、隣にあります「三内丸山縄文遺跡」にヒントを得た設計がされています。青木淳さんの建築デザインで、真っ白の箱のような外観をしています。内部の空間の広さは圧倒的です。

一室すべてシャガールの巨大幕絵の展示には、感動します。

奈良美智さんの作品である有名な「あおもり犬」のような大きな現代アートの作品など、展示作品との距離が近く、じっくりと鑑賞することができます。

また、青森県出身のビッグアーティストである寺山修司、棟方志功、奈良美智などの作品が数多く展示されているのも、見どころの一つです。

青森県立美術館の常設展示品

青森県立美術館の中心には、縦・横21m、高さ19m、吹き抜けの大空間の展示室があり、マルク・シャガールによるバレエ「アレコ」の背景画が展示されています。第1幕、第2幕、第4幕を収集しています。

第3幕については、アメリカのフィラデルフィア美術館所蔵ですが、この度長期借用が認められ、2021年3月頃まで、全4幕がそろって展示できることとなりました。

青森県出身の作家では、棟方志功、関野凖一郎、斎藤義重、小野忠弘、阿部合成、野沢如洋、橋本花、工藤甲人、工藤哲巳、寺山修司、成田亨、奈良美智など個性豊かな作家の作品を展示しています。

他に県外の日本の作家としては、

荒川修作、今井俊満、恩地孝四郎、高山良策、鳥海青児、浜口陽三、山口荒川修作、今井俊満、恩地孝四郎、高山良策、鳥海青児、浜口陽三、山口長男などの作品があります。

海外作家ではシャガール、カンディンスキー、クレー、マティス、レンブラント、ルドン、ピカソといった作家の作品を展示しています。

青森県立美術館の入館料

一般 510円(常設展)

青森県立美術館の開館時間・休館日

◆開館時間 

10月1日 – 5月31日       9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)

6月1日 – 9月30日           9:00 – 18:00 (入館は17:30まで)

 ◆休館日 

毎月第2、第4月曜日 (この日が祝日の場合は、その翌日)

年末年始(平成31年度は12月27日から1月1日まで)

 ◆平成31年度展示替えによる休館日

7月8日~7月12日

9月9日~9月12日

12月16日~12月20日

3月16日~3月19日

詳細につきましては、ホームページでご確認ください。

青森県立美術館のミュージアムショップ

ミュージアムグッズのほか、美術関連書籍、図録等の販売も行っております。図録は郵送販売が可能です。

◆営業時間
6月1日 – 9月30日 9:00 – 18:00
10月1日 – 5月31日 9:30 – 17:00

※美術館休館日はミュージアムショップも休みとなります。
※ミュージアムショップは観覧券をお持ちでない方もご利用いただけます。

青森県立美術館レストラン

カフェ『4匹の猫』

カフェからは、南側の「浮島」に設けられた「八角堂」を眺めることができます。青森県産食材をふんだんに使用したオリジナルメニューをお楽しみいただけます。

◆営業時間

6月1日 – 9月30日 10:30 – 17:00 (16:30ラストオーダー)

10月1日 – 5月31日10:30 – 16:30 (16:00ラストオーダー)

座席数: 84 (子供用椅子3脚あり)

お問い合わせ先:カフェ『4匹の猫』 TEL 017-761-1401
※美術館休館日はカフェもお休みです。
※カフェは美術館観覧券をお持ちでない方もご利用いただけます。

カフェのホームページはこちらです。

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青森県立美術館へのアクセス

住所:青森市安田字近野185

青森県立美術館の周辺観光地

特別史跡 三内丸山遺跡

特別史跡 三内丸山遺跡は、縄文時代の大規模集落跡です。2000年に国の特別史跡に選定されました。

住居群、倉庫群などが再現されています。

十和田湖 十和田八幡平国立公園

十和田湖 十和田八幡平国立公園は、青森県と秋田県の県境を挟んで位置しています。

十和田湖と奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園を代表するすばらしい景勝地です。

まとめ

青森県立美術館は、広い空間の中で、じっくりと作品を鑑賞できます。

シャガールの巨大壁画や、奈良美智の作品などを存分に味わえます。

青森を代表する三内丸山遺跡とともに、青森県立美術館を楽しんでくださいね!

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