大塚国際美術館は、徳島県鳴門市にある、世界中の名画を陶板によって複製をした美術館です。レプリカとはいえど完成度の高さは絶大で、世界中の名画を一同に会して鑑賞できる美術館として、四国のツアーのルートに必ずといっていいほど入るほどの大人気の美術館となっています。

大塚国際美術館の見どころについてチェックしましょう。

大塚国際美術館の人気の秘密

大塚国際美術館は、大塚製薬で有名な大塚グループが徳島県鳴門市に設立した「陶板名画美術館」です。日本最大級の常設展示スペース(延床面積29412平米)を誇っています。

展示されている名画の陶板は、大塚グループの大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術を使い、原画に忠実に色や大きさを再現するように作成されています。

世界中の名画1000点以上の作品を、オリジナルの作品と同じ大きさで陶板により複製して展示されていますので、本物の名画を鑑賞しているような迫力があります。

バチカンのシスティーナ礼拝堂やスクロヴェーニ礼拝堂など、名画の他に、礼拝堂そのものの空間をまるごとそのまま立体的に再現した環境展示となっています。絵のみならず環境もそのまま模倣されて展示されていますので、臨場感にあふれ、一瞬にして本物の場所を訪れたと同じ気持ちになれます。

陶板に、原本の写真を忠実に転写されているので、劣化の恐れがなく、著名な作品の記録としても、大いに役立っているといわれています。

展示作品については、写真撮影もOKなので、名画とともに写真に納まることもできます。

大塚国際美術館の常設展示品

大塚国際美術館では、環境展示、系統展示、テーマ展示の3つの展示方法を採用しています。

環境展示では、遺跡や教会などの壁画などは、環境そのものをダイナミックにまるごと再現していますので、臨場感をたっぷりと味わいながらの美術鑑賞ができるのがうれしいですね。

系統展示では、西洋美術の変遷が良く理解できるように、古代のポンペイの壁画などから、現代のピカソやダリなどの作品を、順に展示されています。

西洋美術の流れがよくわかり、美術史の学習にもなります。

テーマ展示においては、テーマに応じて作品をまとめ、個々の表現の違いなどを鑑賞できるようにしています。

大塚国際美術館の展示作品は、それぞれに見どころ満載となっていて、ゆっくりと鑑賞したいところです。当日であれば、再入館ができますので、時間が許す限り、くまなく鑑賞したいですね。

ホームページでは、毎月おすすめの一枚として、おすすめの作品の紹介をしています。こちらからも、絵画鑑賞の見どころの知識が得られます。

大塚国際美術館の入館料

一般 3100円

期間指定なしの前売り券が購入できます。

ローソン、セブンイレブン、JTBレジャーチケットで購入できます。

また、公式オンラインチケットもご利用できます。

大塚国際美術館の開館時間・休館日

◆開館時間 9:30~17:00

◆休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

1月は連続休館あり 8月は無休

特別休館あり、 ホームページでご確認ください

大塚国際美術館ミュージアムショップ

地下3階にあります。名画のオリジナルミニ陶板を始めとしたオリジナルグッズを多数ご用意しています。

◆営業時間 

9:30~17:00

大塚国際美術館カフェレストラン

レストランガーデン(1階)

別館1階の庭園を眺めながらお食事できます。

地元の食材を使ったメニューが人気です。

営業時間:11:00~15:30(ラストオーダー15:00)

席数:約100席

カフェ・ド・シヴェルニー(地下2階)

地下2階のモネの池を眺めながら、休憩できます。軽食もあります。

営業時間:10:30~16:00

席数:約230席

カフェ インセント(地下3階)

ゴッホにちなんだカフェ。ゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」を再現した撮影コーナーがあります。

営業時間:10:00~16:45

席数:120席

大塚国際美術館 ネットの声をチェック!

大塚美術館の見ごたえのある環境展示や、原寸大の迫力に圧倒されて感動の声が多いです。複製だから、陶板だからと斜めに構えていた人も、行ってよかったという感想が多いですよ(^^)

大塚国際美術館へのアクセス

住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1

大塚国際美術館の周辺観光

鳴門海峡の渦潮

鳴門海峡の渦潮は、徳島県の観光名所となっています。

渦潮の見ごろの時間帯としては、大潮は前後2時間、中潮は前後1時間半、小潮は前後1時間までが観潮見ごろとなっています。特に、大潮は月と太陽の引力が重なり、海水の流れも速くなるので、ダイナミックな渦潮を見ることができます。

観測船でぜひ近くまで行って、自然が創り出すすごさを体験してみましょう。

鳴門市うずしお観光協会

渦潮の観潮船についてはこちら

まとめ

大塚国際美術館は一度訪れるとリピーターになってしまうほどファンが多い美術館です。今では、西日本の美術館巡りのツアーには必ず入っている美術館となっているほどです。

本物ではないのですが、陶板で原寸大に再現されている迫力、ち密な再現力が訪れる人の感動を呼んでいます。

一度は訪れてみたい美術館となっています。

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