東京都墨田区にある、すみだ北斎美術館は、墨田区で生涯のほとんどを過ごした葛飾北斎を区民の誇りとして後世に伝えるため、地域文化の発展のために開催した美術館です。

世界的に有名な画家、葛飾北斎のゆかりの地にあるすみだ北斎美術館の見どころについてチェックしましょう。

すみだ北斎美術館の人気の秘密

すみだ北斎美術館は、繊細な浮世絵作品の保存や展示に適した機能や設備を備えていますので、国内外からの北斎に関する作品を借入れての、さまざまな企画展示を行うことができます。

国宝や重要文化財といった国指定文化財を展示することができる美術館としての機能を備えています。

すみだ北斎美術館の設計は、金沢の21世紀美術館の設計でも有名なSANAAの妹島和世氏が行っており、地上4階地下1階の建物ですが、外観は、スリットによりゆるやかに分割されており、周辺市街地との調和を目指し、周りの地域のどこからでもアクセスしやすいように作られています。

スリットの部分から、美術館の内部の様子がうかがえるので、地域住民にとっても身近な建物となることを考えて設計されています。

すみだ北斎美術館の建物そのものもかなり注目を浴びています。北斎の浮世絵とともに、建築構造も楽しめますよ(^^)

すみだ北斎美術館では、葛飾北斎の浮世絵の状態が良く世界的に評価が高いコレクションを収集しています。特に、葛飾北斎のコレクターとして有名なピーター・モースのコレクションや楢崎宗重のコレクションをはじめとする作品や北斎に関する資料を収集しています。

すみだ北斎美術館の展示品

葛飾北斎の作品を、肉筆画、錦絵、摺物、版本、すみだを描いた作品のカテゴリに分けて展示しています。

常設展示室(AURORA)は、一部を除き写真撮影が可能となっています。

タッチパネルや4Kモニターなどを使用した作品解説もあります。

各コレクションの内容については、HP上に絵や作品解説が掲載されていますので、詳細についてご確認できます。すみだ北斎美術館ブログメルマガ登録で、企画展の情報などを知ることができます。

すみだ北斎美術館美術館の入館料

常設展 一般 400円

企画展 は つどつど異なりますので、HPでご確認ください。

年間パスポートがあります。

  • 価格   3000円
  • 有効期間 購入日から1年

有効期限内にすみだ北斎美術館の常設展・特別展を何度でもご覧になれます。

◆すみだ北斎美術館の観覧券の半券を提示すると、他館の割引が受けられます。

江戸東京博物館 団体割引料金になります。

郵政博物館  無料で入館できます。

すみだ水族館 団体割引料金になります。

刀剣博物館  1割引料金になります。

すみだ北斎美術館の開館時間・休館日

開館時間

9:30~17:30(入館は17:00まで)

休館日

毎週月曜

(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)

年末年始(12月29日~1月1日)

※臨時の開館・休館の場合があります。

すみだ北斎美術館ミュージアムショップ

1階エントランスにあります。

鑑賞券をお持ちでない方もご利用できます。

企画展に合わせた図録や、オリジナルグッズ、北斎をメインにした浮世絵グッズなどがあります。

すみだ北斎美術館カフェレストラン

ありません。

すみだ北斎美術館のネットの声

すみだ北斎美術館の建物のすばらしさに対する評価も高いです。日本を代表する作家、葛飾北斎の人気は高く外国人も多く訪ねています。

すみだ北斎美術館へのアクセス

住所: 東京都墨田区亀沢2-7-2

すみだ北斎美術館の周辺観光

両国国技館

両国国技館の1階には、相撲博物館があります。

開館時間:10:00~16:30 (土曜・日曜・祝日休館)

入館は無料ですが、東京本場所中は大相撲の観覧券が必要となります。

住所:東京都墨田区横網1-3-28

アクセス

東京スカイツリー

東京スカイツリーは、2012年に完成した地上デジタル放送などの電波を送る世界一高い電波塔です。伝統的な日本建築の古来の技と日本の最新技術による制振構造となっているそうです。

営業時間8:00~22:00

(天望デッキ入場~21:00、天望回廊入場~21:20)

住所:東京都墨田区押上1丁目1-2

アクセス

アサヒグループ本社ビル

アサヒグループ本社ビルは、金色の泡のモニュメントが観光名所ともなっています。本社ビルの21~22階には高級感あふれる、和洋食店、イタリア料理店などが入っており、地上100mからの景色も楽しめます。

住所:東京都墨田区吾妻橋1-23-1 

アクセス

まとめ

日本を代表する浮世絵師として世界的に有名な葛飾北斎。すみだ北斎美術館を訪れる外国人は日増しに増えています。

まだ行ったことのない方は、ぜひ一度訪れてみてください。

浮世絵は木版画の多色刷りですが、その技術のすばらしさにも触れてみてくださいね。

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