仲がいい・わるいに関わらず、義理のお母さんへの誕生日プレゼントに頭を悩ます人は多いもの。

分かりやすい趣味やコレクションがある人なら何をあげるか候補を上げやすいけど、これといって趣向がないと何をプレゼントしたらいいのかわからないのではないでしょうか。

ここでは70代から80代の女性への当たりさわりのない無難な誕生日プレゼントを紹介しています。参考にしてみてくださいね。

お義母さんへの無難な誕生日プレゼント10選!

お義母さんの好きな食べものや飲みもの

スウィーツセットや産直品、お取り寄せなど、お義母さんが好きな食べものを贈りましょう。

気を付けたいのは冷凍、冷蔵が必要な食べもののサイズ。大きすぎるものは、相手の冷蔵庫のスペースの問題もあるので、ようすが分からないならなるべくかさばらないものを選びます。

また賞味期限が短すぎるもの(お豆腐やお刺身など)は、贈り先の都合も考えてからにしましょう。旅行に行ったりしている場合も考えられます。

お義母さんと食事をしたとき「これ好きなのよね」と言っていたらすかさずメモしておきましょう。

好みの食べものはもっとも無難なプレゼントの鉄板です。

生花のブーケ

お花はだれに贈っても大抵はよろこばれるプレゼントです。

贈るときに気を付けたいのは、自分でカットしないといけない長い花束はさけること。

理由は、高齢になるとハサミで硬い茎を切るのがむずかしいし、ごみも出て手間がかかるからです。大きな生花はとてもきれいですが、もらった側が苦労をしては本末転倒。

短めにカットしたミニブーケやもらってすぐに飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。

その際にメッセージカードが付けられると完ぺきです。

上質なハンカチやタオル

ハンカチやタオルは何枚持っていても困らない無難な生活アイテムなので、高齢の方にもよろこばれるプレゼント。

とても一般的な贈りものなので、ちょっと特別感をプラスしましょう。

たとえばハンカチなら刺繍で名前を入れてもらったり、ラッピングにこってみるのもいいですね。

またブランドネームが好きなお母さんなら、ジバンシーや森英恵などの昭和に流行ったブランドや、今治タオルなどネームバリューの高い商品を選ぶといいです。

また昔の人は包装紙にこだわる人も多いので「高島屋」「三越」などの有名デパートだったり、地元の有名デパートの包装紙でプレゼントするとよろこばれます。

お食事券

食べものの好みがハッキリしているお義母さんなら、食事券をプレゼントして好きなものを食べてもらいましょう。

女性は自分で選ぶのが好きだし、また高齢になると食べられるもの、食べられないものも出てきますのでお義母さんが行きやすいお店がいいですね。

でも食事って高齢になると一人ではなかなか行きにくいので、お義父さんがいらっしゃるか、親せき、お友だちが多い場合に限ります。

また、少額な食事券を贈っても仕方ないので、お義母さんがだれかを誘って食べに行けるくらいの金額でプレゼントしましょう。

商品券・商品カタログ

誕生日プレゼントにするにはちょっとそっけないですが、必要なものを自分で買えるという点では年金暮らしの人にはよろこばれるプレゼントです。

渡し方にも工夫しましょう。

プレゼントには「お義母さんの好きなものを選んでもらいたいと思って・・・」などと相手を思いやる気持ちを書いた手紙を添えておけば、お義母さんに気持ちは伝わると思います。

注意したいのはインターネットでしか注文できない商品カタログは割けること。70代、80代でネットで注文できる人はそう多くはありません。

電話注文、またはハガキなどネット以外の注文方法もあるカタログがいいです。

おしゃれな傘・日傘

雨の日や晴天の日に使う傘は消耗品なので、意外と自分では高いものを選ばない傾向にあります。でも高級な傘をいただけるとうれしいもの。

そして服や装飾品ほどこだわりを持つ人が少ないので、選びやすいプレゼントです。

高齢のお義母さんには高性能で軽いもの、そして品のいい柄とデザインのものを贈りましょう。

できるなら名前の刺しゅう入りなどおしゃれでよろこばれますよ。

お義母さんの出身県の特産品

お義母さんが他県から来ている人なら、出身地の特産品はおすすめです。年齢を追うごとになつかしいあの味に想いを寄せている場合もあります。

高齢になると地元に行くのもままならない方もいらっしゃいます。

やんわりとお義母さんの好きな地元の食べものや飲みものを聞き出して贈ってあげてはどうでしょうか。

お箸・カラトリーセット、食器

場所も取らなくて、毎日使えて、高級品もあると言えばお箸のセットやスプーン・フォークのカラトリーセット、または上質なやきものの食器です。

お箸は消耗品なので替えがあるとうれしいし、スプーンやフォークも高品質なもので食べると食事もおいしくなるもの。

ふだん使いできるし、かといって仰々しいものでもないので無難なプレゼントと言えるでしょう。

ものが小さいので小さなお花のブーケなど添えて上げるといいですね。

青汁などの健康食品

手軽に取り入れられる総合的な健康食品なら、健康に気をつかって上げていますよというメッセージも伝わるし、テレビCMなどで気になっているけど買っていない高齢の方にはよろこばれるプレゼントです。

興味があるか分からないとあげづらい贈りものですが、ふだんから健康でいたいと言っているお義母さんなら3か月分ほど贈ってみてはどうでしょうか。

そのさい「〇〇が治った!」などと効果を謳っているいる製品は、何が入っているか分からないので止めておきましょう。

天然の成分、長年商品がある信頼のできる会社を選ぶことが大切です。

季節に応じたすぐ使える小物

寒い時期なら遠赤外線効果のある厚手のくつ下やストール、ひざかけ、あったかいお鍋の食材など。

暑い時期なら日傘やおそうめん、冷たいデザートセットなど、暑さ寒さをしのぐアイテムのプレゼントは、相手を気づかう気持ちが表れて、高齢の方によろこばれますし、ふだん使いなので無難なおくりものです。

ちょっと難をあげると、誕生日は毎年同じ日なのでプレゼント探しがだんだんとむずかしくなってくること。同じ商品ばかり贈れませんものね。

その点は食べものでカバーすればOK。食べものなら季節感もありますし、種類も多いです。

まとめ

70代・80代のお義母さんによろこばれて、さらに無難な誕生日プレゼントは「残らないもの」または「ふだん使いができるもの」「どこにでもあるものだけどちょっと高級なもの」です。

お義母さんの生活状況からかけ離れて高級なものは、気持ちに負担をかけてしまうかもしれないので避けた方がいいでしょう。

またファミリーではあるけれども直系の身内ではないので、いつまでも飾っておくような置物などは困ってしまうかもしれません。

あくまでもサラッとお祝いする気持ちで、お義母さんがよろこびそうなものを選びましょう。