50代も半ばになり、子供の手が離れたり、夫が定年になったりすると、趣味に費やす時間が増えていったりしていませんか。

手芸のお教室もたくさんあるので、何かにハマっていらっしゃる方も多いかもしれませんね。

その素晴らしい作品をおうちに飾っておくだけではなく、欲しいという人がいたら売って収入にできたらうれしいですよね。お店を構えなくても、ネットで売る方法があります。

ネットショップの運営などはどのようにしたらいいのか、お伝えします。

ネットショップは簡単に作成できる!

最近では、ネットショップが簡単にできるツールが数多く出ています。

例えば、「easy myShop」では、簡単にネットショップのホームページができてしまいます。

初期設定のサポートからやってくれますので、楽しみながら自分のお店作りができます。

無料版がありますので、まずは触って、作成をしてみましょう。

有料版に移っても、月額¥2,730(税込)から運営できます。導入費、月額固定費が無料でクレジットカード決済やコンビニ決済の利用ができるのもうれしいですね。

ネットショップの運営をお考えの方には、おすすめのネットショップです。

ネットショップを作成するときの注意点

ネットショップで販売する作品を撮影するときは、ステキなお店で売っているような背景を考えて撮影しましょう。作品が映えるような背景を置いて、撮影をしたり、良く見せるための小物を使うのもいいでしょう。

見せ方を考えて、ステキに見えるように工夫をして撮影をしましょう。

また、大きめの作品でしたら、細部がわかるような写真も掲載すると親切です。

基本的なデザインはネットショップの運営ツールでできますが、商品をどのように紹介して売るかは、ショップの運営者のセンスにかかってきます。

作る過程や材料の説明のページを入れたりという工夫もあると、購入者にとってはより親近感がわきますし、価格に対して納得もするでしょう。

時間をかけて作成した愛着のある作品を、ステキに演出した写真をアップしたり、作品の説明を入れたりして、作品のすばらしさをお客様にしっかりと伝える工夫を心がけていきましょう。

ネットの委託販売サイトで売っちゃおう!

ネットショップで自分の作品を紹介しつつ売れるのは、すごくうれしいですよね。

でも、ネットショップを作成するのがどうしても億劫という人は、手作り品を売っているサイトに登録して作品を紹介するという方法もあります。

例えば、ハンドメイド作品のオンラインマーケット「minne」があります。

minneでは、雑貨、アクセサリー、家具、ファッションなどの様々なジャンルの手作り品を登録できます。登録は無料ですし、作品が売れたときの決済もminneが代行してくれるので、安心して作品を販売することができます。

自分で作った作品が売れるかどうか試してみたいという方にはおすすめのサイトです。

親が趣味で作成していた手芸品を販売するということもできます。

実家にたくさんの趣味の作品が残っていて、なかなかプロ級の腕前を持つ作品などがありましたら、minneのようなサイトに登録して販売してみるのもいいですね。

ネットフリマアプリで売る!

ネットフリマアプリもいろいろあります。特に人気なのが、「メルカリ」です。メルカリはどちらかというと日用品の中古品売買がほとんどなので、趣味の手作り品については、ニーズがあるかどうかを調べてみて、ありそうであれば、出品してみてもいいですね。

メルカリは、匿名での発送に対応するほか、さまざまな支払方法の選択が可能なので、使いやすいです。

他に、楽天が運営する「ラクマ」があります。

ふだん楽天のサービスを活用している人は、ラクマのほうが便利かもしれませんね。ラクマでの売上金は、楽天市場での商品の購入などにも使えます。

また、楽天のオンライン電子マネーにチャージすることで、楽天と提携しているコンビニなどでも利用することができます。

ネットフリマや、minneなどのオンラインマーケットで販売をしてみて、価格設定や購入者とのやりとりに慣れてから、本格的にネットショップの運営をしてみるのもいいかもしれません。

何を売るのかニーズをリサーチしましょう

ネットショップで手作り品を販売するときは、売ろうとする作品が、ニーズがあるかどうかをリサーチしましょう。

どのような人に何を売りたいのか、それを欲しいと思われる人がどのくらいいるのかをチェックしてみましょう。検索キーワードを打ち込んでライバルサイトもしっかりチェックしておきましょう。

ライバルサイトが多い商品だったら、その中でもキーワードを狭めて、商品作成をしていってもいいですね。

例えば、縫物が得意な方が、いつも、ペットの犬の洋服を作っていたとします。いざ、犬の洋服を作って売ろうとした場合、さまざまな犬の種類の洋服を作るよりは、自分が飼っている犬種の洋服を作ったほうが作りやすいですね。

この場合は、あえて、シーズーの洋服 とか、パグの洋服とか、犬種を指定してサイトを作成したほうが、検索結果にも上位表示がしやすいですし、本当にその犬種の洋服が欲しい人がアクセスしてきます。

つまみ細工が得意な方が、和布で、ペット専用の犬や猫の頭につける飾りをつまみ細工で作り、特別な日(晴れの日)用飾りとして、サイトで売り出したところ大ヒットしたという例もあります。

ターゲットをどのような範囲にするのかなど、いろいろと戦略をしっかり考えて、趣味の得意技を武器として、商品を作成して、販売してみましょう。

市販されていない商品の隙間を狙って、アイディアを出してみると、案外爆発的に売れたりするかもしれませんね。

まとめ

趣味で作成したステキな作品を、家族や知人以外の方にも、手に取ってもらいたい、ぜひ欲しいという人に使ってもらいたいと思っている方は、ネットショップの運営も考えてみるといいでしょう。

趣味と実益が同時に実現できるのは、すごくうれしいことですよね!

ますます、作品作りに集中して人生を楽しめますね。