医療の発達や、食事の変化などで、日本人の寿命は年々伸びています。特に、男性に比べると女性の方の平均寿命が長いのです。
平均寿命が長くなっているということは、定年を迎えてから人生を全うするまでの時間が伸びているということにもなります。
定年後も仕事をすることで、より健康的に人生を楽しめることも多いです。
このページにはこんなことが書いてあります
定年後に再雇用してもらうために大切なこと
定年を60歳で迎えた場合、平均寿命から考えると、20年以上も無職のままでいるということになるのです。
定年後に、働きながらでは出来なかったことをゆっくりと時間をかけてやりたいという夢がある人は良いですが、そうではない人も多くいます。
そのような人は、定年後に再雇用してもらい、給与は下がってしまいますが、それでも元気なうちは働ける、体を動かせるというのがありますので、定年を過ぎても働きたいと希望する方も多いのではないでしょうか。
一旦、定年を迎えて、新たな就職先を探すというのは、年齢的にも正直厳しいものがありますが、再雇用の制度を利用しますと、それまでやっていた仕事の内容とあまり変わらないこともありますので、働きやすいのではないかと思います。
定年後に再雇用してもらうためには、自分の希望だけではなどうにもなりませんので、それまでの勤務態度が重要になってくると思います。
真面目に会社のために働いている人というのは、比較的、会社側も継続して再雇用しやすいのではないでしょうか。もしも今から今の会社での再雇用を検討しているのなら、勤務態度や後輩への気配りなども、少しずつ心がけるのもいいかもしれませんね。
定年後に再雇用されると給与はどうなるの?
定年後に再雇用されると言った場合、仕事内容が定年前と変わらない場合も多くありますが、それでも給与が下がってしまうのが常識になっています。
これは受け入れるしかないというのが今の日本の現状なのです。
平均を見ると、定年前の給与と比較すると、2割減というの会社が多いようです。
それでも、元気で働けるうちは、仕事をしながらお給与をいただいて生活する方が、何もしないよりは、良いのです♪
年金をもらえると言っても、それだけで生活を補えるわけではありませんし、体も心も元気ですと、動けるので、お金も使うことが多くなります。
楽しくお金を使えるというのは、ある意味健康な証拠でありますから、そのお金を稼ぐために、働く、働き続けるというのは、自分の為にもプラスになっていくのではないでしょうか。
例えば、3割減だとしても、50万円いただいていた給与が35万円になるということですから、それだけいただけると考えると、働き甲斐というのが見えてくるのではないでしょうか。
また、その働き甲斐が生き甲斐になるということもあるのです。
こうやって気持ちをチェンジできる人はずっと活き活きと若い人とうまくやっていけるものですが、その反面、定年後に再雇用される場合、給与が下がってしまうことで、「同じ仕事をしているのに・・・。」と不満を感じる人もいるようです。
それも仕方がないのですが、気持ちを切り替えて、生活するための仕事というものから、自分らしくいるための仕事にしていけると、楽しい定年がむかえられるものです。
定年後に再雇用で働ける場合、65歳から70歳までが多いようですから、その数年が大事になってくるのではないでしょうか。
生活をするための仕事から、自分らしくいられる仕事に変化させることが出来るのが再雇用の大きな魅力の1つになってくると思います♪
定年後に再雇用してくれる会社とは
いくらこちらが働きたいと言っても、雇ってくれる会社側からOKが出ないと定年後に再雇用を望んでもそれが叶うことはありません。
定年後に再雇用してくれる力が、会社自体にないといけないのです。
それくらいの余裕がある業績を残している会社ではないといけないですし、再雇用を望む側と、受ける側の意見が一致しないといけないのです。
望む側は、それまで働いてきた会社が働きやすい会社だったと思わないといけませんし、女性の場合、職場における人間関係の問題が多々発生します。
仕事をしやすくするためには、どんなに好きなこともで、人間関係が良好ではないと成り立ちません。
逆に言うと、受ける側、会社側も人間関係が良好な場所を提供しないといけないのです。
それらを継続してきて、やっと定年後の話し合いが進むのですから。
定年まで、空気の悪い職場で仕事をしている人が、定年して、またそこで働きたいと思うでしょうか?多くの人は思わないでしょう。
もう行かなくて済むと清々しい気持ちしかないと思います。
また、そこで働きたいと思える場所というのが、重要になってくるのです。
女性が働きやすい場所を提供してくれる会社というのが、これからの時代に必要になってくるのではないでしょうか。
それは会社の努力だけではなく、働く人達の、内側からの努力も必要になってくる、そのバランスが取れた会社、それが再雇用を増える一因になるのではないかなと考えます。
まとめ
誰にでもやってくる定年。定年後も思いっきり人生をたのしむために、元気なうちははつらつと働きたいですね。
そして、たのしい定年後の生活のために今からライフプランを立てていきたいですよね。