50代になると、鏡を見ては気になるのがシワ、シミですよね。
若い頃の肌の張りがなくなって、鏡を見るたびに目立つシワにガックリきちゃったりします。
シワに効果的!という宣伝文句につられて、ついつい高価なクリームを買っちゃったりしていませんか?
実は、シワができるのは、よくいう紫外線や老化による皮膚のたるみだけが原因ではなさそうです。
実は身体のある部分の老化が原因になっていたんですね!
このページにはこんなことが書いてあります
加齢とともに目立つ目や口の周りのシワの原因は?
加齢とともに気になるのが、目尻のシワや目の下のくぼみやたるみ、ほうれい線やマリオネットラインの口周りのシワですよね。
ほうれい線やマリオネットラインのしわが深いとどうしても老けてみられがちです。
気になって、高級クリームを塗りたくってしまったりしますよね~
ところが、これらの顔のシワの原因が、実は肌質だけではなく、骨に原因があったということがわかってきました。
女性は更年期になって閉経すると途端に女性ホルモンの分泌量が減少します。
女性ホルモンは骨を作る成分にも影響しますから、50代になって骨密度が減少する人が増えてきます。
人間の骨の一番多い部分が頭の部分です。頭蓋骨の模型を見ても、骨だらけというのがわかりますよね。
骨量が減るということは、頭部の骨の質量も減るということなのですね。
そうなると、目のくぼみの部分やあごの骨の質量も減ってしまい、そのせいで、目の周りのシワや、口の周りのシワが目立ちやすくなります。
年齢とともに、目の下のたるみや、ほうれい線、マリオネットラインが目立つようになってくるのは、全体的な骨量の減少ということも原因にあったのですね。
シワの改善のために、高価な美容クリームをたくさん塗っていても、実は、骨量を増やさないと、なかなか改善しないということだったようです。
骨密度を増やす生活習慣とは?
骨量を増やす簡単な運動を続けましょう!
骨密度が低いと骨粗しょう症になりやすくなります。
閉経後の女性に多い骨粗しょう症は、骨がスカスカになり、骨折しやすくなってしまう怖い病気です。顔の目や口周りのシワを防ぐだけではなく、骨粗しょう症になってしまったら、足や腰の骨ももろくなり、寝たきりになってしまう恐れもあります。
骨密度が低いということは、将来的にも大変な状況を作り出してしまうということになってしまいます。
骨粗しょう症を防ぐためにも、骨密度を増やす生活習慣をつけていきましょう。
骨密度は、日ごろの心がけで、少しずつ増やすことが可能です。
運動と食事でしっかりと骨密度を増やしていきましょう。
毎日の運動で、骨に刺激を与えると効果的に骨密度を増やしていけます。
骨密度を高くする方法として、簡単な方法の一つにガムをかじるという方法があります。
1日10分ガムをかじっていると骨と筋肉に力がかかり、骨に刺激を与えてくれます。
かむ力というのは、筋肉も骨も鍛えてくれます。
よくスポーツ選手が試合の合間などでもガムをかじっていますが、こういう理由もあったのですね。
人間にとって、咀嚼力というのは、骨や筋肉にとってもとても大切な力だったのですね。
普段の簡単な運動として、かかと落としという運動も骨量を増やすのに非常に効果的です。
かかとに刺激を与えることで、骨ホルモンのオステオカルシンが増えていきます。
オステオカルシンは、肥満細胞を減少させるという効果もありダイエット効果も期待できますね。
オステオカルシンは他に活性酸素を防いだりして免疫力アップの効果もあります。
かかとに負荷をかけながら、かかと落としを1日30回くらいやるとよさそうです。
かかと落としの運動なら、テレビを見ながら、または、台所でお鍋を見ながら、または電子レンジがチンするまでなど、ちょっとした、ながら運動としてやっていくと、簡単に毎日継続できそうですね!
体力に自信のあるかたは、その場で10センチほどの高さでジャンプを30回くらい飛ぶのもかなり骨量を増やす効果があるそうです。
できる範囲で、できるだけ毎日続けてみましょう!
骨量を増やす栄養成分を取りましょう!
骨量を増やすための栄養成分は、カルシウムとビタミンDです。
カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品に豊富に含まれています。
牛乳コップ1杯分(200g)で220mgのカルシウムが取れます。ヨーグルト1カップ(100g)で120mgのカルシウムが取れます。食事のときに乳製品をとるようにすると手軽に取れますね。
乳製品が苦手の方でしたら、他の食材でカルシウムをとっていきましょう。
納豆や豆腐などの大豆製品にもカルシウムが多く含まれています。他に小魚や小松菜などの野菜もカルシウムが豊富です。
意識して献立にカルシウムが多く含まれる食材を取り入れていきましょう。
手軽にカルシウムをとるには、スキムミルクを利用してみましょう。
スキムミルク20gで220mgのカルシウムがとれます。コーヒーなどの飲料に入れたり、シチューやカレーなどの食事に入れたりして、簡単に1日分のカルシウムをとることができます。
カルシウムの摂取量は、1日700mg~800mgを目指しましょう。ビタミンDを一緒に取ることでカルシウムの吸収量が増えます。ビタミンDは1日10分ほど日光を浴びるだけで、からだに吸収されます。
カルシウムのサプリメントもありますが、サプリメントのみでカルシウムを取ろうとするときは、注意事項があります。サプリメントのみで1日500mg以上摂取しようとすると血管障害のリスクが起こる可能性があるそうです。
サプリメントからのみ栄養成分をとろうとすると、どうしても取りすぎてしまったり、成分が自然のものでなかったりする場合の健康被害などが懸念されていますので、できるだけ、自然の食べ物から、栄養成分をとるようにしたほうが安全です。
まとめ
骨の健康が、顔のしわにも影響していたのですね!
顔もからだも骨や皮ですべてつながっていますから、顔だけを見ていてはいけないのですね。身体全体をしっかり健康に保つ努力をしていきましょう!
毎日少しずつでも、家事や仕事の合間に、ちょっとした運動をしていくながら運動を取り入れていきましょう。意識して体を使うと、体も応えてくれます。