表情筋が衰えていくと、顔のしわも増えていきます。年齢を重ねるとともに、すてきな笑顔とはほど遠くなってきたと感じているかたも増えているかもしれません。50代女性は、撮られた写真を見て思ったよりも口角が下がっているのを発見してがっくり来ている方も多いといいます。
自分では笑顔を作っているつもりでも、口元がへの字になっていると感じる方は、表情筋が衰えている証拠です。
表情筋が衰えていくと、顔のしわも増えていきます。
表情筋を鍛えて、目力もアップしてほうれい線も撃退して、若々しい笑顔を手に入れましょう。
このページにはこんなことが書いてあります
顔の筋肉が衰えるとへの字口になりやすい
唇の周りの筋肉と、あごの下から胸につながる筋肉が衰えてくると、口角が下がるだけではなく、口元の周りが下がっていくので、ブルドックフェイスにもなりやすく、マリオネットラインも目立つようになります。
また、スマホの見過ぎなどで、前傾姿勢の時間が増していくと、首にしわができやすくなり、ますます、顔のまわりのたるみが目立つようになってきます。
口元の筋肉を意識しましょう
ふだんどのくらい口元を動かしているのでしょうか。
食事の時、人と会話する時、せいぜいこの2パターンですよね。食事の時も、人と会話する時も、大きく口元が動くわけではありません。
そう考えると、口元の筋肉を鍛えるほどの動きはありません。
口元の筋肉は意識してトレーニングしていかないと、鍛えられないということになります。
「う」と「い」を意識して口を動かしてみましょう
大きく「う」「い」を発声してみましょう。
「ウイスキー」なら、「う」と「い」の両方が入りますね。
声を出さなくても口の形だけでもいいですが、できたら、発声も一緒にやったほうが、肺の運動にもなります。
「い~~」と発声しながら、下あごを前に突き出すと首が伸びて、首のしわ防止にもなります。
首のしわは老いを伝えますから、顔だけではなく、首のケアも気を付けていきましょう。
顔ヨガで目力アップ!視力も上がる!?
表情筋トレーニングの方法として、人気の顔ヨガですが、顔ヨガをすると、顔の筋肉が動くので血流もよくなります。血流がよくなると、しょぼしょぼとしていた老眼もすっきりしてくることもあるようです。
目力もアップして、目もすっきり大きくなって、顔の表情も豊かになってきます。
表情筋トレーニングの方法(顔ヨガ)については、書籍も出ていますし、YouTubeに動画もたくさんあがっていますから、参考にしてみましょう。
顔ヨガを一日のルーティンにしていきましょう
朝昼夜と歯磨きの時、鏡を見たとき、必ず顔ヨガをする、または、トイレに入ったときに顔ヨガをするなど、日常の動作の一つとして、ルーティンに入れていくと、自然に毎日表情筋トレーニングができちゃいます。
どんなに高級な化粧品を使っても、顔の筋肉が動いていないと、老け顔になっていきます。素敵な笑顔をキープするためには、毎日、顔の筋肉を意識して動かしていきましょう。
表情筋トレーニングは発音障害や嚥下障害も防ぐ!
表情筋がしっかり動くことで、活舌を良くしたり、嚥下障害を防いだりすることもできます。単に美容効果だけではなく、健康維持にも効果的だということです。
口の周りの筋肉をしっかりと動かすことを意識して、より健康的に過ごしていきましょう。
顔ヨガおすすめブック
ながら顔ヨガ ズボラさんでも大丈夫! (生活シリーズ) [ 間々田 佳子 ]
毎日の生活に取り入れやすい「ながら顔ヨガ」を紹介しています。
まずは2週間続けてみましょう。
いつのまにか、鏡を見たら、トイレに入ったらと、無意識でも自然に顔が動く状態になっていき、知らず知らずのうちに、シワやたるみもすっきりと張りのあるし顔になっていることに気づいてきます。
表情筋トレーニンググッズ
フェイスストレッチ用のグッズも販売されています。
FACIAL FITNESS PAO
フェイシャルフィットネス パオ PAO
1日30秒2回で顔筋トレができます。
PAOによる継続的な表情筋トレーニングが、たるみ・シワ・ほうれい線を改善していきます。PAOによる継続的な表情筋トレーニングの成果について医学誌にも掲載されました。
まとめ
顔の筋肉を鍛えることは、美容効果のみならず健康維持にも効果的ですから、毎日続けてみましょう。
顔の皮膚の血流がよくなるのがわかりますし、目もすっきりしてきます。ちょっと変顔するくらいですし、お金もかかりません。
ふだん動いていない顔の筋肉をしっかり動かし、よくしゃべり、よく笑って、血流アップ、免疫力アップもしていきましょう。