酢は古くから伝わる調味料として、どのお宅には一つはあるかなと思います。

最近では、便利な合わせ酢もたくさん売られているので、何かしら酢を使った料理が毎日食卓に出ていると思われます。

この便利な酢について、健康や美容にどのような効果があるのか、また、調味料以外にどのような使い方があるのか、まとめてみました。

一家に必ずある酢を徹底的に使いこなしてみましょう。

いろいろある酢の種類

酢の種類としては、どのようなものがあるのでしょうか。

よくお店で売られているものとしては下記のような酢があります。

純米酢

米を発酵させて日本酒を作り、それに酢酸菌を加えて発酵させて熟成させて作ります。

穀物酢

米と米以外の穀物(酒粕、麦、トウモロコシ、豆、サトウキビ等)を使用して作ります。米以外の穀物の割合が多くなります。

リンゴ酢

リンゴの果汁を発酵させて熟成させて作ります。

バルサミコ酢

北イタリアのモデナ地方に伝わる酢のことをいいます。

白ブドウを発酵させて作ります。

黒酢

薩摩焼の黒い陶器で地下水・蒸し米・混ぜ米麹・振り麹を職人が毎日育て1年から3年もの長い時間をかけてゆっくり発酵・熟成したものをいいます。

(参照:ウイキペディア)

ワインビネガー

ヨーロッパを代表とするワインを発酵させて作った酢のことをいいます。

赤ワインビネガー、白ワインビネガーとあります。

といったところでしょうか。

他に、調味酢としては、ポン酢やさまざまな合わせ酢が売られていて、調理に便利に使えますよね。

 

酢の健康活用法

酢が健康に良いということは様々な研究データでもあらわされていますので、積極的に食事を酢を取るようにしていきましょう。

高血圧予防

50代になると女性は閉経となり、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が少なくなります。エストロゲンには血管を広げる作用があり、そのエストロゲンが少なくなると血管が狭まり高血圧になりやすくなります。

5人に一人が高血圧と言われています。

高血圧になると動脈硬化が進みやすくなるので、注意しなければいけません。

酢を取ると、高血圧が改善されるというデータが出ています。

酢ドリンク

最近ではおいしいビネガードリンクが数多く販売されていますから、手ごろに酢を日常に取り入れやすいですね。

毎日の飲み物の1回分をビネガードリンクにしてみましょう。

調味料として酢を使う

お醤油入れにポン酢や黒酢などを入れて、お醤油の代わりにお浸しなどに使いましょう。常に食卓に置いておくと、毎日手軽に酢を取ることができます。

酢のダイエット活用法

酢の成分であるクエン酸は、内臓脂肪を減少させる、脂肪を燃焼させる、血糖の上昇を抑制するといった効用があります。

酢は内臓脂肪を減少させる

内臓脂肪の指針として、健康診断では、おへそ周りの腹囲を図るというのがありますね。

女性の場合は90cm以上はメタボと判定されます。

体重計でも内臓脂肪の値が測定できるものもありますね。

この内臓脂肪が、酢を毎日取り続けることで、減少するというデータが出ています。

酢は脂肪を燃焼させる

酢にはクエン酸の他にアミノ酸、酢酸が含まれています。これらは、脂肪を燃焼させるように促し、脂肪を燃焼させる働きがあることがわかっています。

なので、筋トレなどの運動をする30分前にビネガードリンクなどで酢を取り入れておくと、より効果的に脂肪を燃やすことが可能となります。

血糖の上昇を抑制する

酢は血糖が上がるのを抑制してくれるので、食事に取り入れると、インシュリンの分泌を緩やかにすることができます。

インシュリンの分泌が弱まると、余計な脂肪細胞が創られないということにもつながります。

酢を効率よく使って、ダイエットを成功させましょう。

 

酢の美容活用法

美髪を作る酢リンス

どうにも市販のコンディショナーなどが合わないという方もいらっしゃるかと思います。

実は、酢は、髪も元気にしてくれるんです。

髪のキューティクルはアルカリ性の時に開いて酸性の時に閉じる性質があります。酢は酸性なので、髪のキューティクルを引き締めてサラサラの髪にしてくれます。

また、酢には抗菌作用があるため、頭皮の雑菌を抑制する働きもあります。

注意:酢リンスを使う場合は、シャンプーを変えましょう!

市販のシャンプーは洗浄力が強く弱酸性が多いため、そのあとに酸性の酢でリンスをすると、あまり効果が出ません。

酢リンスを使いたい場合は、石鹸シャンプーに変えましょう。

石鹸シャンプーは、頭皮に優しくアルカリ性で、ちょうどよくキューティクルが開いた状態で酢の酸性で引き締めるので、さらさらの手触りを感じることができます。

環境にも優しい石鹸シャンプーと酢リンスはおすすめです。

酢リンスの作り方

洗面器にお湯を入れて、大さじ1杯から2杯の酢を入れて、混ぜます。

この時使う酢は、どのような酢でもOKですが、すし酢などの添加物が入ったものは避けて、純粋に酢だけのものを使いましょう。

酢のつんとした臭いが気になる方は、リンゴ酢やワインビネガーなどが使いやすいでしょう。

酢リンスを髪にまんべんなくくぐらせてから、軽く頭皮のマッサージをするくらいで、あとは、しっかりと洗い流しましょう。

 

酢の洗濯活用法

洗濯に酢を使う効果とはどのような効果があるのでしょうか。

酢に含まれるクエン酸がさまざまな役割を果たしてくれます。

酢には殺菌作用があるので、洗濯機のカビを抑える働きがあります。

また、洗濯物の殺菌、消臭ができます。他に、洗剤のアルカリを中和してくれるので、柔軟剤の効果もあります。

また、色物の衣類の色止めもしてくれます。

洗濯物の色移りを防ぎたい場合は、水をはった容器に大さじ一杯ほどの酢を入れて、色移りしやすい洗濯物を入れ、30分から1時間くらい放置します。

そのあとに、その洗濯物を洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、色移りしにくくなります。

また、アルカリを中和してくれる働きを利用して、白いものの黄ばみ防止効果もあります。

特に白いスニーカーなどは、繊維に洗剤がどうしても残りやすく、それが黄ばむ原因にもなります。バケツ1杯の水に180ccほどの酢を入れて1時間ほど置くと、アルカリが中和されて黄ばみが取れてきます。

酢の掃除活用法

酢は掃除用クリーナーとしても使えます。

酢は酸性のため、アルカリ性の汚れを中和する働きがあります。

また殺菌作用があるため、雑菌の繁殖も防いでくれます。

酢で作る掃除用クリーナーの作り方

水と酢を2:1の割合で混ぜ合わせて、100円ショップなどで売っているスプレーできるボトルに入れます。

酢のにおいが苦手という人は、アロマオイルを数滴入れるといいでしょう。またエッセンシャルオイルには殺菌効果があるため、ダブルで殺菌効果が増します。

酢の掃除用クリーナーの使い方

食用として使う酢ですから、安全です。

冷蔵庫の中の掃除、消臭、殺菌にも使えます。

台所や洗面台、お風呂の排水溝にスプレーをして雑菌の繁殖を防止できます。

台所の油汚れについては、重曹を併用すると、きれいに落ちます。

酢は身近にありますし、価格も安いので、個々に掃除用具をそろえるよりも簡単ですし、安価に済みます。

古来から伝わる酢を生活の中でいろいろ活用していきましょう。

 

まとめ

酢は古くからある調味料ですが、健康効果も高く、ぜひ毎日の食卓で利用したいですね。

また、ふだんの生活にも、いろいろ活用できますので、上手に酢を活用していきましょう。