女性にとって、基礎代謝も落ちてきて、女性ホルモンも減少してくる50代は、特に太りやすくなります。食事量が増えていないのに、体重が減らず、かえって肥満気味になってきている女性も多く、体重管理に気を付けなければいけないのが50代です。

ただ、体重が落ちたからと言って楽観していてはいけません。体重が落ちていても、脂肪肝になっている場合があるからです。脂肪肝は肝臓がんを招く場合もありますので、脂肪肝にならないように、ダイエットの方法に気を付けましょう。

脂肪肝とは

脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が多くたまった状態をいいます。肝細胞の30%以上に中性脂肪がたまると、脂肪肝と診断されます。

脂肪肝の状態を放置しておくと、肝硬変や肝臓がんになってしまうこともあります。

なぜ脂肪肝になるの?

アルコールの取りすぎや糖質の取りすぎが原因となります。

また、ダイエット中の運動不足で筋肉量が落ちると、脂肪肝になりやすくなります。

なぜ筋肉量が減ると脂肪肝になりやすいかというと、筋肉は、「第二の肝臓」ともいわれるほど、肝臓の働きと同じ役割をするからだそうです。

それは、体に必要なアミノ酸などの栄養素が、食事から十分にとれない場合、筋肉に含まれているアミノ酸などの栄養素から摂取されるようになってしまうからです。筋肉は、肝臓の働きを助ける仕事をするということです。

なので、筋肉量が減ると、肝臓の働きが弱くなり、糖質などが肝臓にたまりやすくなって、脂肪肝になってしまうということです。

筋肉と肝臓は密接な関係にあるため、筋肉量を落とさないように気を付けなければいけません。筋肉が弱ると、同時に、肝臓も弱ってくるということなのですね。

 

脂肪肝にならないためのダイエット方法とは?

ダイエットをするときは筋肉量を落とさないこと!

50代女性では、運動をせずに食事量だけを減らして、体重を落とそうとしている方を多く見受けられますが、体重が落ちて見た目がスマートになっていたとしても、検診のときに、腹部エコーで脂肪肝を指摘されている方がかなりいます。

脂肪肝は放置しておけない状態ですので、脂肪肝と言われたら筋肉をつけるように努力しましょう。

脂肪肝改善法1 筋肉量をつけるために筋トレをしましょう!

ダイエット中の方は、筋肉トレーニングの運動をするように心がけましょう。

スクワットなどの体幹を鍛える筋トレが効果的です。

スクワットがもっとも効果的と言われています。また太ももあげなども体幹を鍛えられますので、併せて、1回15回ほどを一日3回やってみましょう。

また、早歩きとゆっくり歩きを交互にするインターバルウォーキングも効果的です。

脂肪肝改善法2 食事で気を付けることは?

ダイエット中はカロリー数にばかり気を取られていて、栄養のバランスを考えて食べていない場合が多いです。カロリーを抑えながらも、栄養バランスの良い食事をとるように心がけましょう。

 

良質なタンパク質をとりましょう

食事では、卵、大豆製品、鶏肉、魚類などから、タンパク質を十分にとるようにしましょう。タンパク質は筋肉を作ります。

食物繊維の多い食品をとりましょう

海藻、きのこ類、野菜をしっかりとりましょう。

ビタミンEをとりましょう

ビタミンEには抗酸化作用があり、肝臓の炎症を抑える作用があるので、積極的にとりましょう。

アーモンドにはビタミンEが豊富にありますから、アーモンドを食べるようにしましょう。

スルフォラファンをとりましょう

スルフォラファンは活性酸素を取り除いてくれ、肝臓の解毒力を助けてくれます。

ブロッコリースプラウトには、多くのスルフォラファンが含まれていますから、積極的にとりましょう。

年をとるほど筋トレが大切!

脂肪肝を作らないというためだけではなく、年齢を重ねれば重ねるほど、足腰をしっかり保つための筋肉トレーニングは欠かせません。

ジムに通わなければいけないというわけではなく、日常の動作の中で、筋トレを意識して動いたり、ちょっとした隙間時間に、スクワットやもも上げをしてみるなど、毎日の生活の中で自然にトレーニングできるように、日々のルーティンにしていきましょう。

 

まとめ

50代女性にとって、ダイエットは見た目だけではなく、内臓脂肪など、体の中の状態にも注意して行いましょう。

そのためには、やはり、食事と運動のバランスというのが、必須なようです。

特に筋肉を落とさないようにすることが、今後とても大切になりますから、日ごろから、筋トレを継続的に行っていきましょう。