50代の夫婦旅行におすすめな日本国内のテーマパークを紹介します。

体力的にもまだまだ元気な50代、でもディズニーやUSJはちょっと若すぎかな~なんてお二人に、ゆっくり宿泊しながら楽しめる日本国内の観光名所、テーマパークをピックアップ!2~3泊の連休の計画づくりに参考にしてみてくださいね。

1.ハウステンボス

所在地:長崎県佐世保市

若い女子から年配層まで幅広く人気のある九州の一大リゾートテーマパーク「ハウステンボス」は異国情緒あふれる風景の中でのんびりと過ごしたい熟年夫婦にもピッタリの場所。

園内には
「ハウステンボス ホテルアムステルダム」
「ハウステンボス ホテルヨーロッパ」
「ウォーターマークホテル長崎 ・ ハウステンボス」

とクラッシックなヨーロッパをイメージした3つのホテルがあり、専用クルーザーでのチェックインや窓からの景色・夜景が評判。

園内を散歩したり、ベンチに座ってライティングを眺めたり、運河を見ながらお茶したリ・・・50代のふたりのこれからを美しい情景の中で語り合うのはいかがでしょう。

「ハウステンボス」(Huis Ten Bosch)は、オランダ語で「森の家」を意味します。園内は6つの王国で構成されていて花の王国、光の王国、ゲームの王国、音楽とショーの王国、健康と美の王国、ロボットの王国があります。

ハウステンボスと言えばなんといっても四季の花々とライトアップ。3月のチューリップ、6月のバラ、冬のライトアップ、そしてド派手なカウントダウンも毎年大盛り上がりです。

気候のいい九州の春先や10月頃なら最高に気持ちのいい時間を過ごすことができそうです。

2.江戸ワンダーランド日光江戸村

※公式サイトキャプチャ

所在地:栃木県日光市

入口を通れば400年前の江戸時代にタイムスリップ!細部まで江戸の町を見事に再現した言わずとしてた関東の人気テーマパーク「江戸ワンダーランド日光江戸村」。

・想像してたよりはるかにオモシロイ
・園内の演者さんのクオリティーが高い!
・スタッフは全員江戸の言葉てまるで江戸時代

と一度言ったらハマってしまうほどよくできたパークです。

若い子たちは「たのしい~!」で終わりますが、人生をかさねた50代なら歴史の深さや当時の生活など、若いころとはまた一味ちがった角度からの視点や興味を持って楽しむことができるでしょう。

夫婦お互いが少しでも歴史に興味があるなら楽しさは倍増。江戸の歴史の予習から始めれば、一日と言わず2日連続でもたっぷり堪能することができそうです。

その上で忍者ショーやショーの投げ銭を楽しんだり、お姫様や殿様のなりきりコスプレ着物を楽しんだり(なんとそのまま園内を散策もできます!)江戸時代を思いっきり体験してみるのはいかがでしょう。

開園前に行くと「関所の開門の儀」を見ることができます。しょっぱなからテンションMAXで行くことができますよ。

江戸ワンダーランド自体に宿泊施設はないので、鬼怒川旅行ちセットで計画を立てるといいですよ。鬼怒川温泉駅や小佐越駅やその他の観光施設から周遊バスで行けます。

のんびり温泉に浸かりつつ、300年も続いた古き良き江戸の時代の暮らしに思いを馳せる…熟年ならではの渋い旅となりそうです。

3.志摩スペイン村

※公式サイトキャプチャ

所在地:三重県志摩市

3つ目に紹介するのはサンサンと太陽が輝くスペインをイメージしたテーマパーク「志摩スペイン村」。

異国情緒あふれるスペインの街並みを再現し、子どもから大人まで楽しめるアトラクション、エンターテイメント、レストラン、ショップが集まった「パルケエスパーニャ」と「 ホテル志摩スペイン村」「 ひまわりの湯」の3つのエリアを楽しむ事ができます。

ふだんの生活とは一変、底抜けに明るい雰囲気を味わいたいならおすすめ。

「パルケエスパーニャ」はスペインを知りつくしたテーマパークエリアで、子どもも大人も楽しめるライドがいっぱい。絶叫系だけでなく、ユル~く乗れるライドもあってお好みでチョイス可能。

園内ではスペインの歴史と文化も体験できて、中でもフラメンコショーは人気のひとつ。500円の追加料金を払ってでも見ておきたいと評判です。

夏期は暗くなるとパレードと花火が行われ雰囲気はバツグン。二人が出会った頃のデートを思い出すかも!?

「 ホテル志摩スペイン村」はスペインのホテルをほうふつさせる、解放感いっぱいで明るくとてもキレイな内装が人気。
洋風な部屋、トイレ、バスのすべてが分けられていて、しかもきれい、海側なら海に沈む夕日が最高!と口コミ評価もとてもよいホテルです。

もちろん食事はスぺイン風。ゆったりとコース料理を食べながらスペイン産のワインでカンパイ、なーんて、とってもオシャレな夫婦旅行でになりそう

「 ひまわりの湯」は隣接した露天風呂。スペインっぽさはないけれど海が望めて気持ちのいいお風呂です。

伊勢、鳥羽の観光もあわせると3,4日は海辺の魅力を堪能できる旅になりますよ。

4.姫路城

所在地:兵庫県姫路市

姫路城の規模はもはやテーマパークと言っていいほどではないか、という事で歴史好きな夫婦におすすめしたいのがこのお城。

姫路城は江戸時代初期に建てられたそのままの天守閣が残っている日本最古の完全に現存する城です。別名「白鷺城(しらさぎじょう)( はくろじょう)。太平洋戦争での空襲被害にも免れ、補修修復しつつもその優雅な姿を現世に残しています。

1993年に世界遺産に登録され、国宝 74の建築物が需要文化財にもなっています。

城内のすべてが当時のオリジナルであり、とかく天守閣へ登る階段の手すりは黒田官兵衛や豊臣秀吉も手をかけたのでは、と思うと歴史ファンならずとも萌えるスポットでしょう。

姫路城はじっくり見て回るなら1日、いや2日はかかるほどの建物です。「姫路城大発見」というアプリを使うと、ポイントごとに動画で説明を見ることができてさらに楽しめますよ!

姫路の街自体はほかに目玉観光地はないので、神戸に泊まるのがおすすめ。快速で40分ほどの距離なので行き来は楽です。姫路城が稼働していたころの神戸の外交の歴史などと照らし合わせるのも面白いのではないでしょうか。

若いときにはななかな興味の持てなかったお城も、ミドルエイジになったからこその楽しみ方があるはず。神戸も合わせて歴史に浸る3泊、4泊ほどの旅がよさそうです。

5.宿場町

所在地:福島県南会津郡下郷町ほか

古き良き時代の人々の暮らしを情緒あふれる町なみから感じる「宿場町」をめぐる夫婦旅はいかがでしょう。

宿場町とは歩きや馬がおもな交通手段だった江戸時代に整備された中山道や東海道などの街道沿いの宿駅を中心に発達した町のこと。

宿駅ともいい、大昔の古代、奈良時代・平安時代から駅馬・伝馬の制度によって整備され、発展していきました。

当時の町なみが現存する代表的なまちはつぎの町です。

●福島県南会津郡下郷町
大内宿(おおうちじゅく)
人里はなれた山間部に約450mにわたって30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ちならぶ。会津若松城下と栃木県の日光を結ぶ下野街道の宿場町。

●長野県木曽郡南木曽町
妻籠宿(つまごじゅく)
およそ1kmにわたり古い街並みがつづく宿場町。木曽谷の西南端部、中山道と伊那街道の分岐点として繁栄しました。日本で初めて町並み保存に取り組んだ場所であり、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

●岐阜県中津川市
馬籠宿(まごめじゅく)
戦国時代には城が築かれたことから、宿としての集落は古くからあった町。

●長野県塩尻市奈良井
奈良井宿(ならいじゅく)
通り沿いに南北約1km、東西約200mにわたって上町、中町、下町の3街区が広がる日本最長の宿場町。

宿場町は各県にまたがり点在しているので、各地の途中の温泉宿に泊まりながら車でめぐるのも楽しそうです。

6.グラバー園

グラバー園の風景

グラバー園は長崎市にある日本の近代史の中でも貴重な洋風建築物から成るテーマパークです。幕末、明治の歴史が好きなら、当時の豪華さを知ることができとても興味深い施設であることまちがいなし。

おしゃれな西洋住宅街に住んでいたヨーロッパの商人達の、豊かでゴージャスな暮らしぶりを知ることができます。

日本最古のコーヒーやレンタルドレスで撮影なんかもできますよ。年齢を忘れてジェントルマン&レディーごっこなんていいかも!

「旧グラバー住宅」は現存する日本最古の木造洋風建築。グラバー園のいちばん高い位置に立っており、ここからの長崎の夜景がとてもきれいです。

長崎のまちなみや海に浮かぶ大型客船がきれいに見えます。

グラバー園はまわりを散策するだけでもとてもステキ。お花や植栽がいつも手入れされていて、石畳も雰囲気ありで、夫婦でのんびりと歩き回りながら長崎の過去と現在のロマンを楽しめます。

また長崎と言えば中華街もある有名観光地。たっぷり異国情緒を味わう旅ができそうです。

時間が取れるなら同じ長崎のハウステンボスもセットにしてみては?

まとめ

日本にはたくさんのテーマパークがありますが、ここでは比較的メジャーで行きやすく、宿泊もあるところを選んでみました。

まだまだ働き盛りの50代、たまには「ゆっくりのんびり」の旅でお互いをねぎらってみてはいかがでしょうか。

リタイヤのあとの暮らしを、いつもとちがう環境の中で話し合うのもいいかも。思いつかなかったいいアイディアが浮かぶかもしれませんよ♪

夫婦でよい旅を!!