海外旅行も、さまざまなプランが用意されていますね。
ただ、最初からの全日程のツアー参加は、自分のペースで動けなかったり、行きたいところへ行けなかったりと、制約があります。
最近では、ネットでチケットもホテル予約もすぐにできるので、個人旅行をする人も増えてきました。現地の日本人向けのツアーもありますから、自分が関心がある現地ツアーを複数組み合わせて自分なりの旅行を組み立てていくのが満足度が高いです。
最近人気なのが、ロシアです。ロシア帝国時代の世界遺産も多いですし、特徴的なたまねぎ型の屋根のロシア正教会の建物も人気です。
ロシアも、JALの直行便ができ、気軽に行けるようになりました。今回は、ロシア旅行のVISAの取り方など、ロシア旅行についての準備についてご案内いたします。
このページにはこんなことが書いてあります
ロシアのVISAの取り方
ロシアに旅行に行く場合は、VISAを取る必要があります。
ツアー参加ですと、旅行会社で代行してVISAを取得してくれますが、個人旅行は自分でVISAの申請をしなければいけません。
直接、大使館へ行って申請をして費用を安く抑える方法もありますが、地方でいたりすると、代行会社に頼まなければいけませんね。
その場合、ロシアビザセンターが便利です。
手続きは、ネットから申し込みフォームを送り、代金を振り込んだら、パスポートと申請用の写真を1枚、日本郵便のレターパックで送るだけでOKです。
まだ、航空チケットを取得していなくても、ホテルを決めていなくても、ビザの申請ができます。(観光は最長30日間のビザが取得できるので、期間内で入出国していただければOK。およその時期がわかっていたら、申請できます)
写真は、パスポートの写真に準じる規格で取りましょう。
パスポートを郵送で送るとなると不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、地方から郵送でパスポートを送り申請をしましたが、まったく問題ありませんでした。心配な方は、追跡ができ速達扱いになるレターパックプラスを利用するといいでしょう。
ロシアビザセンターでは、パスポート到着後、到着のメールを送ってくれます。また、いつ申請をして、いつ頃発送になるかも伝えてくれます。パスポート発送時も、メール連絡をしてくれますので、受け取りも安心です。
モスクワまでの航空便
現在、JALでモスクワ便が1日1便直行便が出ています。成田第二ターミナルから就航しています。
成田発:10時45分 モスクワ着:15時(現地)(約10時間10分のフライト)
モスクワ発:17時15分(現地) 成田着:8時35分(約9時間20分のフライト)
飛行機は、窓際2席ずつ、真ん中4席の1列8席の小さめな飛行機ですが、新しい飛行機なので、エコノミー席も広めにできています。エコノミーとビジネスのみとなっています。
モスクワまでの航空チケットを安く手に入れる裏技
JALのモスクワ便は、ロシアの航空会社S7(エスセブン)のコードシェア便となっています。なので、S7でチケットを購入してもJALのモスクワ便に乗れるわけです。
JALで購入すると土日発着便の価格が平日の倍近くになるのですが、この土日発着便をS7で購入すると、平日同様な価格で購入できました。ただ、座席指定が当日しかできません。安く購入したい場合は、このような裏技も使えます。(ネットで購入できます)
モスクワの空港での入国審査
JALの直行便は、モスクワのドモジェドヴォ空港に到着します。ここでの、入国審査について、パスポートコントロールというところで、審査があります。
顔を凝視して、何度も、パスポートの写真と見比べます。この時間がけっこう他国より長いと感じられました。ただ見比べるだけで、ビザの部分に入国のスタンプが押されます。
アメリカなどのように、指紋や顔写真を撮るということはありませんでした。また、1週間ほどの旅行では滞在先を確認するということもないようです。
他国と異なる点としては、出国時に必要な用紙を渡されます。この用紙は、出国審査に必要ですので、なくさないように、しっかりと保管しておきましょう。
外務省の旅レジに登録しよう
外務省では、海外渡航者向けに旅行先の情報をメールで連絡をしてくれます。
旅レジに渡航先、渡航期間を登録をしておきましょう。
特に個人旅行の場合は、旅行会社からの情報がありませんので、個別に送られてくる渡航先の最新の情報が、とても参考になります。
Wi-Fiをレンタルしていこう
ロシアの空港内など、フリーWi-Fiを使えるところは、結構多いですが、つながりがなかなか悪かったりします。なので、Wi-Fiはレンタルしていったほうが便利です。
Wi-Fiには、スマホの充電もできるものがあるので、便利です。
また、ロシアのホテルは、Wi-Fiが有料になるところが多いようですので、忘れずにWi-Fiをレンタルしていきましょう。
海外旅行保険に入っておこう
クレジットカードに付帯する旅行保険でOKと思っている方も多いですが、クレジットカードのランクによって、旅行保険の補償の内容が異なります。
特に現在持病があって通院中の方は、カード付帯保険が使えない場合もあります。
自分が持っているクレジットカードの補償が十分なのか、しっかりと確認をしましょう。補償が十分じゃなければ、いざという時のために、海外旅行保険に加入していきましょう。
ロシア対応の電源プラグを用意していこう
ロシアのコンセントのプラグの形は、ヨーロッパと同じで、C型プラグです。
最近では、世界のプラグに対応できて、USBポートがついている電源プラグがあるので、1個購入しておくと、海外旅行の際には、とても便利です。
ロシアの通貨、ルーブルは少なめに換金しておこう
ロシアでは、ほとんどのショップでカードが使えますので、カード支払いを主としましょう。ただ、小さなお店や有料のトイレや、飲食店でのチップなどは、ルーブルが必要となるところがあります。尚チップは、総額の10%でOKです。
ドルで持っていくと、ドルからルーブルに換金できる場所は多いので、現金はドルで持参するといいでしょう。ドルなら、余っても、またどこかで使えます。
ロシアはLINEが使えない!対応策は?
ロシアではLINEが使えません!
LINEで家族と連絡を取り合ったり、一緒に出掛けた友人とグループを作成して情報を共有したりといったことが、ロシア国内ではできません。
でも、大丈夫です!LINEとほぼ同様な機能を持つWhatsAppであれば、LINEと同様に連絡を取り合うことができます。グループや家族と簡単に写真やロシアの旅行の情報を共有したければ、お互いに、WhatsAppのアプリをインストールして使い方を練習していきましょう。
まとめ
海外の個人旅行の場合は、渡航先の情報を十分にチェックしていったほうが、安心して行動できます。国によって入国審査の方法が異なったり、習慣が違ったりということがありますから、十分に確認してから出かけましょう。