山形美術館は、山形の観光名所である山形城址のある霞城公園に隣接しており、アクセスが良い場所にあります。常設展として、寄託されている吉野石膏コレクションよりフランス近代絵画を鑑賞することができます。

また、服部コレクションより、20世紀のフランス絵画も常設しています。

山形美術館の見どころについてチェックしましょう。

山形美術館の人気の秘密

山形美術館は、1964年に当時の山形新聞・山形放送社長の服部敬雄氏が中心となり民間主導で県と市が協力する形で建てられ、財団法人の運営となっています。公立美術館より一段と幅広い県民の美術館という理念の元で運営されています。

日本美術、東洋美術、郷土関連美術、フランス美術を中心に作品収集して、常設展示を充実させています。多くの美術品を収蔵しているので、常設展示だけでも、見ごたえがあり楽しめます。

山形美術館の展示

山形美術館の収蔵品としては、吉野石膏株式会社より、印象派を中心とするフランス近代絵画、百数十点が寄託されていて、その中から常設展示を行っています。

ミレー、ピサロ、セザンヌ、モネ、ルノアール、マティス、ピカソ、シャガールなど、バルビゾン派、印象派、キュビスム、抽象絵画、エコール・ド・パリの作家による作品が、集められています。

また、山形美術館で収集したルオー、ピカソ、シャガールの作品の他、20世紀フランス絵画の作品群60点と、ロダン、マイヨール、ブールデルの彫刻4点を服部コレクションと称し、展示しています。

他に、山形銀行の会長を務めた長谷川家寄贈の280点余りの江戸から明治にかけての日本美術の長谷川コレクションがあります。重要文化財の与謝蕪村「奥の細道図屏風」などがあります。

収蔵品が数多くあり、常設展示のみでも十分に見ごたえがあります。

山形美術館の入館料

一般 600円

特別展、共催展の入館料はその都度異なります。

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山形美術館の開館時間・休館日

◆開館時間

10:00~17:00
(入館は閉館時間の30分前まで)

◆休館日

毎週月曜日、および12月28日から翌年1月3日。
展示替えなどのため、臨時休館をすることがあります

山形美術館ミュージアムショップ

営業時間:10:00~17:00 

常設展のミュージアムショップは入り口付近にあります。

特別展のミュージアムショップは特別展会場付近(主に2階)に設営していることが多いです。

山形美術館カフェレストラン

営業時間:10:00~17:00(ラストオーダー 16:30)

1階入り口付近のミュージアムショップ裏から入れます。

山形美術館 ネットの声

山形美術館を楽しんでいる方たちの声です。

山形美術館へのアクセス

住所:山形県山形市大手町1−63

山形美術館の周辺観光

霞城公園

山形城址の公園です。山形城址二の丸の堀と石垣などの遺構があります。二の丸跡と三の丸跡の一部が国の史跡に指定されています。

公園内に、山形県立博物館や、国の重要文化財に指定されている済生館病院本館(山形市郷土館)があります。

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住所:山形県山形市霞城町1

最上義光歴史館

山形城第11代当主最上義光に関する資料を集めた歴史館です。

最上義光は、慶長7年(1602)には、全国5位という57万石の大大名にまでなっています。

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住所:山形県山形市大手町1-53

文翔館(山形県郷土館)

文翔館は、大正5年建築の英国近世復興様式のレンガ造りの建物です。

大正初期の洋風建築を代表するとして、国の重要文化財に指定されています。

大正時代当時そのものを復元した建物の内装を楽しむとともに、山形の歴史・文化を学ぶことができます。

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住所:山形県山形市旅篭町3丁目4番51号

山寺

山寺は、正式には宝珠山立石寺といいます。

貞観2年(860)に清和天皇の勅願によって慈覚大師(円仁)が開いた天台宗のお山です。

登山口から上がり正面にある根本中堂は、国指定重要文化財となっています。ブナ材の建築物では日本最古といわれています。

奥の院までは徒歩で往復90分程はかかります。1000段ほどの階段をのぼりながら、当時の修行者たちに思いをはせながら、五大堂まであがり見下ろす景色はまた圧巻です。

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住所:山形県山形市大字山寺4495-15

まとめ

東北の一都市である山形市の山形美術館で、フランス近代絵画の著名な画家の作品を数多く鑑賞することができるのがうれしいですよね。また周辺には観光名所が数多くあり、徒歩圏内で国の重要文化財を鑑賞しつつ、山形の歴史や文化を知ることができます。

また山形市に足を運んだら、ぜひ、山寺を訪れてみましょう。

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